【例文あり】エントリーシートの「入社後したいこと」の書き方とは?
目次
ESの入社後にしたいことと志望動機の違いは?
エントリーシート(ES)では、「入社後にしたいこと」が尋ねられる場合があります。
このやりたいことは、同じくESで聞かれる「志望動機」と大きく関連することもあり、具体的な違いが分からないという人もいるのではないでしょうか。
「入社後にしたいこと」と「志望動機」の大きな相違点としては、質問や回答の趣旨が挙げられます。
「志望動機」は「貴社に魅力を感じているため、入社したい」という旨を伝えることで入社への意欲の高さをアピールするものです。
その職種や企業を志した「きっかけ」や「したいこと」、企業の「魅力に思う点」など幅広いことが動機となり得ます。
一方で、「入社後にしたいこと」は「入社後」とある通り、内定を獲ったその先のことも含めた仕事への意欲をアピールするものです。
どのようなキャリアを築いていきたいかなど、「したいこと」を軸にした具体的な将来像の提示が求められます。
先述の通り、「入社後にやりたいこと」と「志望動機」は大きく関連しているため、趣旨は異なっていても、一貫性を感じられる内容にすることが大切です。
ESで入社後にしたいことを聞く理由
自社への志望度や理解度の確認のため
「入社後にしたいこと」を具体的に答えるためには、企業研究を通して「その企業で何ができるのか」を深く理解することが不可欠です。
そのため、企業への理解度の高さと具体的な将来のビジョンを示すことができる人材は、採用担当者からは自社への志望度が高いと見なされることでしょう。
仕事内容や理念など、公式サイトで明かされる情報の量は企業によって異なるため、応募したい企業のことを深く知ることが難しいという場合もあるでしょう。
その場合は、企業関連の口コミサイトで現役社員や元社員が投稿した情報や求人サイトを調べてみたり、説明会に参加することをおすすめします。
入社後のミスマッチを防ぐため
入社後に「やりたかったことと違う」などのミスマッチがあった場合、すぐに辞職されてしまうリスクが生じます。
企業は採用活動に多大なコストと時間を要しているため、なるべく長く活躍してくれる人材に入社して欲しいと考えるものです。
そのため、応募者の「入社後にしたいこと」や「キャリアビジョン」を知ることで、応募者の持つ企業イメージと実態に相違が無いかを確認します。
イメージに相違があれば、ミスマッチが起きそうな人材として見られ、選考に不利に働く可能性があります。
そのため、企業研究を入念に行い、企業への理解度を可能な限り高めましょう。
実際に働くイメージを想像するため
企業は採用活動の中で、「一緒に働きたい人材」や「活躍してくれそうな人材」を求めます。
そのため、応募者が入社後に働く姿がイメージできるかという点は非常に重要です。
「入社後にしたいこと」や「キャリアビジョン」を具体的に語ることができる応募者は、採用担当者にとって実際に働くイメージを想像しやすくなります。
何をモチベーションに、どのように活躍してくれるかを具体的に想像でき、それが企業の求める人材像と合致していれば、高く評価されることでしょう。
入社後にしたいことの見つけ方
自己分析・企業研究を徹底する
「入社後にしたいこと」を見つけるためには、まず「その企業で何ができるのか」を知ることが重要です。
企業が行っている仕事のうち、興味を持てたものがあれば、それは「入社後にしたいこと」に繋がる可能性があります。
また自己を振り返り、自分の好きなことや嫌いなこと、モチベーションの源泉、強みを明確にすることも有効です。
「やりたいこと」「やりたくないこと」「できること」「向いていること」と様々な側面から自分と仕事について分析を進めましょう。
そして、どのような仕事をしてみたいのかを導き出し、実際の仕事内容とマッチングしていきましょう。
いずれの場合でも、自分の興味や企業に関して、しっかりと深掘りをしていくということが欠かせません。
インターンに参加する
インターンでは企業のことを内部から知ることができ、また実際の仕事やそれに繋がる体験ができるため、企業や仕事への理解も深まるでしょう。
インターンをする中で、楽しいと感じたり、強く興味をそそられるものがあれば、それが「入社後にしたいこと」に繋がるはずです。
実際の体験の中で見つけたものは、入社後のミスマッチが起きにくい、より確かな「入社後にしたいこと」となるでしょう。
OB・OG訪問で深く探る
OB・OG訪問とは、応募先の企業に入社した自分の出身校の卒業生と対話する機会のことです。
基本的には、企業が機会を用意するのではなく、応募者が学校の就職課や先生などの人脈を頼りに、自らOB・OGに働きかけることになります。
そのため、選考に影響することは無く、面接などよりもラフな対話の場になるでしょう。
その企業で何ができるのかといったことから、「入社後にしたいこと」は何だったかなど、選考への影響を気にせずにOB・OGから様々な情報を聞くことができます。
手間は掛かりますが、得られるものも多いため、「入社後にしたいこと」を見つけたいときには、積極的にOB・OG訪問を検討してみましょう。
志望業界・志望企業に内定をもらった人のESを参考にする
「入社後にしたいこと」が見つけたいときは、志望業界・志望企業に内定をもらった人のESを参考にするのもおすすめです。
自分と同じ業界・企業に興味を持った人が何に魅力を感じていたのかということの具体例を知ることができるためです。
志望企業への内定者のESは、主に就職活動に関連した企業の口コミサイトにおいて、内定者の投稿があった際に見ることができます。
志望業界への内定者のESは、主に「OpenES」にて見ることができます。
「OpenES」は就職・求人情報サイト「リクナビ」で有名なリクルートが運営する、ES作成・提出サービスです。
このサービスの中で、内定者のESが閲覧できるようになっています。
設問の内容は「自己PR」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」「学業・ゼミ」の3つです。
「入社後にしたいこと」だけを聞く設問はありませんが、自己PRなどの締めに触れられている場合があるため、参考にすることも可能でしょう。
入社後にしたいことを伝える回答の作り方
結論から書き始める
まずは「入社後にしたいことは○○です」という結論を端的に示す文から書き始めることをおすすめします。
これは「これから○○の話をしていきます」という宣言のような効果をもたらします。最初に話の軸や着目すべき点が示されることで、その後の話の展開を理解しながら読み進めやすくなります。
文章を円滑に読み進められるということは、書き手が伝えたいことの汲み取りやすさや好感に繋がります。
これは「志望動機」などESの他の設問でも同様です。ES全体で読みやすい文章構成を目指しましょう。
結論に紐づくエピソードを書く
「入社後にしたいこと」が何かを示すことができたら、何故それに興味を持ったのかという理由を示しましょう。
具体的なエピソードと絡めて理由を述べることで、やりたいことへの意欲の高さを裏付けることが可能です。
またあなたの興味やモチベーションの源泉、性格が表れるため、読み手があなたの人物像をイメージしやすくなります。
企業は一緒に働きたいと思える人材を求めているため、文章から分かる人柄も重要視されています。
自分の強みと絡め、どう会社に貢献できるかまとめる
企業は自社に貢献してくれる人材を求めています。
そのため、「入社後にしたいこと」に関連する仕事の分野において、将来的な貢献が期待できる人材は高く評価されるでしょう。
「入社後にしたいこと」を伝える際には、その分野での仕事に活かせる自分の強みを示し、どのように会社に貢献できるかをアピールして文章を締めましょう。
このとき、「接客のアルバイトでコミュニケーション能力を磨いた」など、その強みを身に付けた経験に簡潔に触れることで、強みの裏付けができ、説得力を出せます。
【職種別】入社後にしたいことの例文
企画職
入社後は企画職として、御社の新しいプロジェクトや製品開発に関わりたいと考えています。
御社では、創造的なアイデアの企画者は年齢や経験に拘わらずに評価され、プロジェクトの中心で活躍できる機会をいただけると伺っています。若手の頃から、自分のアイデアを実現させられる可能性があることに大きな魅力を感じています。
私は学生時代に、文化祭などのイベント運営委員会として、企画を手がけ、予算管理から実行まで幅広いスキルを磨きました。また、異なるバックグラウンドを持つメンバーと協力して成功を収める経験も豊富です。
このような経験を通じて、アイデアを現実に変えるためのスキル、そして仲間と円滑に仕事を進めるためのコミュニケーション能力を培ってきました。これらを活かし、貴社での新たな企画立案を通して、社会的課題の解決や会社の発展に貢献していきたいと思っています。
(400字以内)
参考:PORTキャリア
上記の例文には、応募先の企業ならではの特徴に魅力を感じている旨が書かれているという特徴があります。
また、この特徴が「入社後にしたいこと」と密接に関わっている点も重要なポイントです。
他社ではなく、応募先に入社して、やりたいことがあるのだという気持ちが十分に伝わるため、入社意欲の高さをしっかりとアピールできていると言えるでしょう。
事務職
入社後は事務職として、組織の円滑な運営に貢献したいと考えています。
私の目標は、効率性と生産性を向上させるためのデジタルツールやプロセスの改善に貢献することです。
大学では情報科学のコースを履修し、データ分析とデータベース管理のスキルを磨きました。これらのスキルを活用し、業務プロセスを最適化し、時間とリソースの浪費を最小限に抑えることで、チーム全体の生産性を向上させたいと考えています。
事務職は組織の円滑な運営に不可欠であるため、強い責任感を持って働きやすい組織づくりに尽力し、御社の更なる発展に貢献していきたいです。
(300字以内)
参考:dodaキャンパス
上記の例文は、大学での学びを仕事にどう活かしていきたいかが具体的に記されています。
具体性の高い記述からは、仕事に有用なスキルを所有していること、業界・職種に対する理解が深いことが表れています。
そのため、読み手にとって、懸命に働く姿が非常にイメージしやすくなっています。
採用担当者に、自社に貢献してくれそうだと思ってもらえることは高い評価を得ることに繋がります。
営業職
入社後は営業職として、お客様とのコミュニケーションを通じて、ニーズを的確に理解し、最適なソリューションを提供していきたいです。
私は学生時代に、ボランティア活動に力を入れており、地域住民と積極的に交流しました。活動を通じて、様々な年代やバックグラウンドの人々と関わる中で、高いコミュニケーションスキルを得ることができたと自負しています。それと同時に、相手のニーズを理解し、信頼関係を築く重要性、人々に貢献し、喜んでいただけることの魅力に気付きました。
この経験を営業活動に活かし、真に価値ある提案をすることで、多くのお客様と良好な関係を築き、御社の成功に繋げていきたいと考えています。
(300字以内)
参考:就活市場
例文では、仕事に活かせるスキルをどのように得たのかということが明確に示されています。
スキルをアピールする際、それを有していることの裏付けは欠かせません。
文章中に具体的なエピソードを入れることで、話に説得力が増し、採用担当者からはより大きな期待を得やすくなるでしょう。
エンジニア
私はWebエンジニアとして、ユーザーエクスペリエンスの向上を追究し、サービスを提供していきたいです。利用しやすいサービスの創造は、多くのユーザーに喜んでいただくことができ、大きなやりがいを感じられると考えているからです。
入社後、まずは素早くチームの一員としてフィットし、ユーザーの声を聴くことから始めていきます。ユーザー目線を取り入れることが、快適なサービスの創造の鍵となると考えているためです。その後、新しいアイデアを探求し、ユーザーにとって本当に価値のあるサービスを開発するために努力していきたいです。
また、テクノロジーは絶えず進化しているため、新しい技術を積極的に学び、最新のトレンドを取り入れ、ユーザーの期待を超える魅力的なウェブ体験を提供することで、当社の成功に貢献していきたいです。
(350字以内)
参考:就活市場
例文では、入社後にどのように働いていきたいかという姿勢が詳細に書かれています。
仕事への向き合い方やこだわるポイントなど、性格や価値観が強く表れているため、実際に働いたときのイメージがしやすくなっています。
例文からは、多くの仕事で求められる、仕事や学習への積極的な姿勢、そして向上心が読み取れます。
努力を惜しまない人材は、企業から見て非常に魅力的に映ります。
デザイナー
私はWebデザイナーとして扱いやすさと魅力的なルックを兼ね備えたWebサイトをデザインしたいと考えています。
学生時代、Webデザインに関する学習に熱を入れており、課題制作などの実践を通してスキルを磨いてきました。またWebデザイン技能検定の資格を取得しています。
様々なWebサイトを参考にして勉強する中で、見た目は素敵なのに操作性が悪い、もしくは使いやすいのに見栄えが良くないサイトに触れ、残念に思うことが多々ありました。そのため、先述のようなサイトを理想とし、制作していきたいと思うようになりました。
貴社は正に私の理想とするデザインを実現されており、その点に、大きく惹かれています。
入社後は、これまで身に付けたスキルを活かし、御社のデザインノウハウを吸収することで、ユーザーが見た目を楽しみながら、快適に利用できるWebサイトを生み出していきたいです。
(400字以内)
参考:Digmedia
例文では、スキルを持っていることの証明として、資格を取得していることに触れられています。
資格は確かな基準を満たしていなければ、取得できないものであるため、スキルの証明として非常に有効です。
仕事に関連する資格を有している場合には、積極的にアピールしていきましょう。
このとき、資格の正式な名前をしっかりと記すことが大切です。
入社後にしたいことをうまくアピールするコツ
その企業でしかできないことを書く
「入社後にしたいこと」として、他の企業でもできることではなく、その企業でしかできないことを伝えられると、より入社意欲の高さを示せるでしょう。
これは、業界・企業研究をして、他社と比較・検討したうえで、その会社の独自性に惹かれているということを伝えられるためです。
企業は入社意欲の高い人材、すなわち、なるべく内定を承諾してくれそうな人材に好印象を抱きやすいでしょう。
そのため、入社意欲の高さは積極的にアピールしていきましょう。
やりたい仕事は具体的に入れる
「入社後にしたいことは○○です」という旨の結論を書くとき、やりたい仕事の具体的な内容を伝えましょう。そうすることで、「何がしたいのか」を読み手が想像しやすくなります。
例えば、「ものづくりがしたい」と述べると、漠然としていて、何がしたいのかということがいまいち掴めません。
それでは、強くやりたいと思えるものが無いのではないかという印象を持たれてしまうでしょう。
「最新技術を学んで、○○分野で○○という課題を解決したい」と具体的に述べた方が、やりたいことが明確にあり、仕事への意欲が高いことが伝わりやすいはずです。
内容からやりたいことをしっかりとイメージしてもらえる文章作りを心掛けましょう。
また、やりたい仕事を具体的に伝えることで、業界や企業への理解度の高さをアピールできます。こちらも、しっかりと業界・企業研究をしていることの裏付けとなり、入社意欲の高さを示すことに繋がります。
入社後にしたいことで企業が重要視しているポイント
挑戦したいことが明確になっているか
挑戦したいことが明確になっている人材は、企業にとって魅力的に思えるものです。確かな目標を立てているということは、それだけ入社を積極的に考えているように映ります。
また入社後も志を持って、熱心に働いてくれそうな印象が感じられるでしょう。目標が明確に持てていることをアピールするためには、伝え方が重要です。
どのような分野でどのような仕事をしていきたいのかを具体的に語ることで、確かなビジョンを抱いていることが伝わるでしょう。
人柄が社風とマッチしているか
持っている目標、それを目標にした理由など、「入社後にしたいこと」の文章の至る所に応募者の価値観や性格といった人柄が表れます。
例えば、「堅実にスキルアップしていきたい」という目標を持っている人は、冷静で慎重派な印象を受けるでしょう。
一方で、「早くから大きな仕事に関わって成果を上げていきたい」という人には、積極的で向上心の高いイメージを抱くでしょう。
上昇志向が高い人が多く、社内競争が激しい企業では、後者の人材の方が上手く働いていけそうに映るでしょう。
適性が低いと、社内で上手く立ち回れず、それが原因で早々に辞職されてしまうリスクも高くなってしまいます。
そのようなリスクを回避するために、応募者の人柄と社風を照らし合わせて、「自社に適性の高い人材か」ということも注視されます。
会社や社会への貢献を考えられているか
基本的には、企業の仕事は社会の課題を解決することであり、また利益を得ることで存続していくことができます。
そのため、社員として企業に所属する以上、会社や社会への貢献は常に求められます。
採用担当者からは、目標達成を自己満足で終わらせず、しっかりと会社や社会の課題解決に繋げるという意識を持っているかということが注視されるでしょう。
「入社後にしたいこと」の文章内で、目標達成に向けてどのように努力し、どのように会社や社会に貢献するつもりかを明確に示すことが大切です。
入社後にしたいことが見つからないときの対処法
自分の理想像から逆算して考える
「入社後にしたいこと」が見つからないときには、3・5・10年後にどうなっていたいかという自分の将来の理想像から導き出すという方法があります。
理想像は「欲しい年収」「やっていたい仕事」「就いていたい役職」など、まずは漠然としたもので構いません。
例えば、「10年後には年収700万円以上を稼いでいたい」という理想を抱いているとします。
それを実現するためには、「10年後には課長になっていなければいけない」と考えることができます。さらにそのためには「5年後には事業を手掛けて大きな成果を上げていなければいけない」と考えられます。
つまり、理想の実現には、「事業で大きな成果を上げる」ことが重要であるため、これが大きな目標となり、「入社後にしたいこと」に繋がります。
このように、将来の理想像を実現するために、どのようなキャリアを歩む必要があるのかを逆算していくことで、「入社後にしたいこと」を見つけることができます。
興味のあるキーワードから企業を探す
「入社後にしたいこと」が見つからないときには、自分の興味のあるキーワードから企業を探してみることもおすすめです。
そうすることで、自分の興味と関連した、まだ知らなかった業界や職種の企業を発見できる可能性があるためです。
興味を持てるキーワードがあるということは、漠然と仕事でしたいことが存在する状態であると考えられます。
興味に関連していそうな企業の仕事内容をたくさん知ることで、これこそが「入社後にしたいこと」だと思えるものが見つかるかもしれません。
入社後にしたいことを回答するときの注意点
仕事内容と関連の薄い目標を伝えない
「入社後にしたいこと」として、企業が実際に行っている仕事内容と大きく乖離することが無いように気を付けましょう。
極端な例ですが、ロボットの設計などの「ハードウェア開発」の仕事に応募する際に、「ゲーム開発をしたい」と答えるようなことは避けなければいけません。
目標と実際の仕事内容の乖離が大きければ、企業とミスマッチであると判断されてしまいます。
社員が仕事でやりたいことができないというミスマッチは、企業にとっては早期辞職のリスクに繋がります。
そのため、入社後にミスマッチが起きそうな応募者は敬遠されやすいので注意が必要です。
簡単すぎる目標は避ける
「入社後にしたいこと」として、働き続けていれば、多くの人が数年で実現可能なような簡単な目標を伝えないようにしましょう。
仕事への意欲や志が低いと見られてしまうリスクがあります。
長年の努力が必要であり、実現には困難が付きまとう目標を述べた方が、挑戦する意欲が高く、より積極性を持って働いてくれそうなイメージを抱いてもらえるでしょう。
また、企業には長期間にわたって自社に貢献してくれそうな人材が好まれやすいです。
そのため、長期的な目標を持っている人材は、企業から見て、より良く映りやすいでしょう。
ネガティブな表現は避ける
「まだまだスキル不足であるため、働く中で磨いていきたい」というように、謙遜する表現を用いたくなることもあるでしょう。
しかし、このような謙遜は後ろ向きに捉えられてしまい、ネガティブな印象を与えてしまうリスクがあります。
上記の例文の場合、仕事への意欲をアピールしたいなら、「スキルを働く中で磨いていきたい」という内容で十分です。
入れる必要性の薄いネガティブな表現は避け、なるべくポジティブな印象のみを残せるようにしましょう。
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