【例文あり】ボランティア活動をガクチカで効果的にアピールする書き方

ボランティア活動はあなたが自らの意志で行います。目標達成に向け主体的に動く姿勢は、企業で高く評価されるでしょう。活動を通して学べることも多く、ガクチカに書くには最適な題材です。

しかし、書きやすいからこそ、ガクチカのテーマに据える学生も少なくありません。ライバルとの差別化なしには、効果的に自己アピールできないでしょう。題材の選択や強調ポイントを誤ると、意図が十分に伝わらず、曲解されることもあります。

ここではガクチカにボランティア活動を取り上げるときに意識したいポイントや、注意点を説明します。また実際の例文を交えながら、企業にあなたをアピールする効果的な書き方をお伝えします。

ガクチカにボランティア活動を挙げる4つのメリット

物事への主体的な姿勢を示せる

ガクチカにボランティア活動を取り上げると、物事への主体的な姿勢を示しやすくなります。

ボランティア活動は、強制されておこなうものではありません。参加するのも、活動内容を決めるのも、あなた自身です。課題を見つけ、目標に向けて行動します。あなたの主体的な姿勢は、企業に高く評価されるでしょう。

企業が欲するのは、主体的に動き、会社を成長させられる人材です。与えられた仕事をこなしているだけの人材に成長は見込めません。主体的に課題を見つけ、アイデアを出しあってこそ成長が望めます。

ボランティア活動は、主体性を求める企業のニーズと合致しているため、評価に結びつきやすいメリットがあります。

目標達成に向けた継続的な努力は評価が高い

ボランティア活動は、あなたの継続的な努力をアピールできます。課題に真剣に取り組み、努力を続ける姿勢は、企業に好意的に捉えられるでしょう。

どのような仕事でも、継続性は不可欠です。すぐに投げ出しては業務を遂行できません。成功を収めるまで、辛抱強く取り組む姿勢が求められます。

長期にわたり継続的にボランティア活動に取り組む人は、問題解決や目標達成に向け地道に努力しています。仕事においても、課題や目標に向け腰を据えて取り組めるとみなされ、安心して仕事を任せられる人材であると判断されます。

仕事に活かせる能力を論理的に説明ができる

ボランティア活動は、学んだことや仕事に活かせる能力を、論理的に説明しやすいというメリットがあります。

ボランティアが必要とされるのは、何らかの困難に直面している場面です。解決方法は、あなた自身で見つけ出さなければなりません。工夫して困難を解決しているうちに、たくさんの学びが生まれます。

ガクチカで書きたいのは、活動から得た学びを、仕事につなげるストーリーです。ボランティア活動は困難となっている問題が明確にあることが多く、学びを得やすい環境です。体験をそのまま書くことで、苦労せずにストーリーを組み立てられるでしょう。

問題解決能力、コミュニケーション能力を証明できる

ボランティア活動は、問題解決能力コミュニケーション能力の証明にも役立ちます。ボランティアは、直面する課題に自分自身で対峙します。試行錯誤しながら対処するうちに、高い問題解決能力が身につきます。

また人を手助けする場合、困っている人のニーズを正確に把握しなければなりません。真剣に人と接することで、コミュニケーション能力も高められるでしょう。

さらにボランティアどうしの協力でも、コミュニケーションの機会があります。ボランティア活動は、自然とコミュニケーション能力が高まる環境なのです。

問題解決能力・コミュニケーション能力は、社会では必須の力です。ボランティア活動の経験者は、社会人としての基盤ができているとみなされるでしょう。

ガクチカにボランティア活動を挙げるときのポイント

人柄が見えるよう記述する

ガクチカにボランティア活動を挙げるときは、あなたの人柄を表現できるよう工夫しましょう。ボランティアはガクチカで取り上げやすい題材です。仕事に直結する能力を説明するだけでは、差別化を図れない可能性があります。

ポイントとしては、話の随所にあなたの想いをしっかりと書き入れることです。人柄は、物事にどのような想いを抱くかで判断できます。取り組みのきっかけを書く段階から、自分の想いを入れ込みましょう。

採用担当者は、能力を誇示するだけの文章より、人柄が見える文章を好みます。社風に合う人材か判断しやすくなるためです。人柄が見えない文章だと、印象に残りません。数あるESに埋もれてしまうので注意しましょう。

ボランティア期間が長く学びの多い活動を選ぶ

ガクチカに取り上げるボランティア活動は、従事期間が長い活動を選ぶのがポイントです。期間が長ければ、継続的な頑張りを示せます。また活動から得られる学びも多くなり、仕事にもつなげやすくなるでしょう。

ただし、何ヶ月も続けているにも関わらずやりがいを見出だせない活動は、ガクチカには不向きです。やりがいのない仕事には、学びがありません。ボランティア活動は、実績を書けば評価されるものではありません。

大切なのは、実績よりも活動から得た学びです。学びに重点を置き、活動を選びましょう。

ボランティア活動で学んだことを仕事につなげる

ボランティア活動での学びを、仕事につなげることも大切です。ガクチカで企業が見たいのは、学生時代の経験が就職後にどう活きるかです。仕事に直結しない内容は不向きです。

「仕事につながらない」と感じられる場合は、学びの内容を一般化してみましょう。例えば、教育系のボランティアで、「子どもに伝わる英語の教え方」を学んだとします。しかし、そのままでは教育業界に就職しない限りは役に立つとは言えません。

ガクチカで書く場合は、「どんな人にも伝わる効果的なものの伝え方」「人をやる気にさせ、場の雰囲気を盛り上げる方法」学びを転換させ、内容を洗い出してみましょう。そうすることで、コミュニケーション能力や、協調性に話をつなげやすくなるでしょう。

どんなに考えても一般化できない場合は、活動内容がガクチカに不向きだと割り切り、別のエピソードを考えてみましょう。

ガクチカにボランティア活動を挙げるときの効果的な書き方

ガクチカにボランティア活動の内容を書くときには、以下の4つのステップで進めます。

①活動内容の詳細

②取り組む動機

③取り組みで感じた困難への対処法

④活動を通して学んだことと、仕事への活用

この順番で記述することで、論理的なストーリーができあがります。活動から得た学びに説得力が生まれ、採用担当者を引き込む文章を作れるでしょう。

①ボランティア活動の内容を明確にする

最初に書くのは、活動内容の詳細です。「何をするボランティアなのか」が読み取れなければ、内容は伝わりません。活動内容の説明を省かずに行いましょう。

内容が曖昧な記述も避けるべきです。例えば、災害復興支援の場合、「復興支援業務」と書いても何を行ったのか分かりません。具体的に従事した業務内容を記述しましょう。

②ボランティアに取り組む動機を書く

次に動機を書きます。ボランティア活動の強みは、主体性を示せることです。あなたがなぜ活動に取り組もうと思ったか、感じた想いや決意を書きます。動機がはっきりしているほど、取り組みに説得力が生まれます。主体的に物事に取り組み、頑張れる人だと評価されるでしょう。

動機を書くときには、できるだけ想いを論理的に表現するよう心がけましょう。使命感だけを書いても、きっかけが不明瞭なら、活動に説得力がなくなります。

例えば、学習支援活動で「好きな英語を子どもたちに教えたい」と書くよりも、「海外留学で、うまく英語を話せない自分にもどかしさを感じた。小学生から、生きた英語にふれる機会が必要だと思い、活動を始めた」と詳しく書けば、格段に説得力が増します。活動した動機や思いを入れることで、考え方に人柄が現れ、魅力的な人柄もアピールできるでしょう。

③取り組みで感じた困難をどう乗り越えたか説明する

活動開始後の内容は、学びにつながることに絞ります。業務中に感じた困難に焦点を当てると書きやすいでしょう。

困難をあえて書くのには、3つの理由があります。

1つめは、うまくいったことよりも、苦労したことのほうが学びが多いからです。壁にぶつかったときには、悩み苦しみます。それを乗り越えるために努力したり、改善するために行動したり、これらを解決することで多くの学びを得ます。ガクチカでは、経験から得た学びを仕事に結びつけます。困難を挙げた方が仕事に結びつけやすく、担当者にもイメージしてもらいやすいです。

2つめは、問題解決能力を示せることです。ボランティア活動で生じた困難は、あなた自身で解決します。問題解決能力が高いほど、企業では評価に値します。

3つめは、想いを強く書きやすい点が挙げられます。難しい課題に直面するほど、さまざまな気持ちが生じます。想いを率直に書けば書くほど、文章からあなたの人柄が滲み出ます。人柄がわかる文章は、企業にも重宝されます。

活動で生じた困難を挙げ、あなたが感じた気持ちや考えもガクチカに記述します。試行錯誤で生じた苦労、解決したときの達成感なども素直に表現すれば、人柄が伝わる良い文章になるでしょう。

④活動を通して学んだことを書き、仕事に結びつける

困難を解決したことで、さまざまな学びが生まれます。学びの中から仕事につながるものを選び、具体的に記述しましょう。あなたがいかに心を動かされたか、感動も伝えることがポイントです。

最後は、必ず仕事に結びつけ終わらせてください。企業が知りたいのは、ボランティア活動が仕事にどう活きるかです。学びの活用方法や、今後の抱負を書きましょう。

ボランティア活動で得られた学びは、そのまま仕事の能力に直結することもあります。逆に仕事に結びつかない内容は、いま一度企業にとってどんなメリットがあるのか、どう評価されるのかなど視点を変え、一般化することで書きやすくなります。

ガクチカでおすすめしたいボランティア活動の例

子どもにかかわる学習支援ボランティア

学習支援ボランティアは、学生が参加しやすい活動です。大きな特徴は、募集団体が多いことです。NPO法人(特定非営利活動法人)や、社会貢献が目的の企業が母体となり、人材を募集しています。

貧困家庭の小学生〜高校生に無償で勉強を教えたり、不登校・学校中退者を支援したりと、業務内容は簡単ではありません。しかし日々子どもと接するからこそ、高いコミュニケーション能力が培われます。子どもの成長とともに、あなた自身も成長できるでしょう。

半年〜1年にわたり従事できる活動が多く、継続性もアピールできます。

公務員とも協力しやすい地域活性化

地域を元気にする地域活性化活動もおすすめのボランティア活動です。農作業や環境保全の手助け、観光資源の発掘と発信、お祭りの企画・運営など、活動内容は多岐にわたります。

母体は地域の任意団体やNPO法人です。SNSやブログでの情報発信活動では、遠方から参加できるケースもあります。

地域活性化活動は、公務員を目指す学生に特におすすめです。公務員は地域のために働きます。直面する課題があれば、真っ先に解決に努めなければなりません。公務員的な目線で仕事をすることで、就職後の目標が明確になります。地域の一員として働く姿勢も身につくでしょう。

地域活性化に携わる団体は、行政の協力を得やすい特徴もあります。例えば「まちづくり」を行う団体なら、自治体の観光課や地域公民館の協力を仰げます。公務員の実際の働きを見る機会にも恵まれるかもしれません。

コミュニケーション能力、問題解決能力を高める災害復興支援

災害復興支援は、ボランティアの中でも緊急性が高く、すぐに人の役に立てる仕事です。被災者の声に耳を傾け、周囲のボランティアと協力しながら課題解決にあたります。高いコミュニケーション能力、問題解決能力が培われるでしょう。

ただし、どのような活動にも体力や精神力が必要です。ときには目を背けなくなるような現場もあるかもしれません。大変なぶん、大きなやりがいもあります。

留意したいのは、ボランティアのニーズを的確に見極めることです。自治体が発信する情報や、SNSの声を参考にしましょう。ニーズに合致しない活動は、かえって復興の妨げになる可能性があります。

「本当に必要な活動はなにか」「自分はニーズを満たせるか」冷静に判断するよう心がけましょう。

ガクチカでボランティア活動を効果的に伝えた例文

不登校の子ども達への学習支援

例文

私は週に2回、不登校の小中学生に勉強を教えています。私も人間関係の悩みで不登校を経験しました。他人に理解されない淋しさがわかるため、同じような子ども達の力になりたいと考えました。

しかし実際の業務では、心を開いてもらう大変さを痛感しました。まずは、一人ひとりの話をじっくり聞くことから始めようと、気持ちを新たに生徒と向き合いました。聴くことを重視してからは、子ども達と良好な関係を築けています。肯定して話を聴くことが大切だったのです。この経験から、コミュニケーションの基本は、聴く力だと学びました。相手の意見を聞くことから始めなければ、良好な関係は築けません。

入社後は、お客様とはもちろん、社内でも円滑なコミュニケーションが必要です。ボランティアで学んだ聴く力を活かし、貴社で仕事に邁進したいです。(350字以内)

活動内容から書き始め、従事するきっかけ、直面した課題、課題の解決と学び、仕事への活用と論が展開します。

コミュニケーションの大切さを結論にするのではなく、「聴く力の大切さ」まで踏み込むことで、他者と差別化しています。活動に真摯に向き合ったからこそ、主体的に得られた学びです。企業への大きなアピールになるでしょう。

きっかけや、業務で感じた困難からは、筆者の想いも感じられます。読んでいて感情移入しやすい文章です。

地域の魅力を発信する広報活動

例文

私は地元の観光情報を発信する広報活動をおこなっています。住民だからこそ知る観光資源を紹介するのが主な役割です。市が観光客の集客に困っていると聞き、私のような若い世代の人たちにも街の魅力を知ってもらいたいと考え参加しました。

取り組みで課題になったのは、ニーズの広さです。特に歴史や文化は、私の苦手分野です。できる限り現地を取材することで、学びを深めてきました。

取材を通して、視点を変えることで大きな発見があることを知りました。身近な場所にひっそり伝わる民俗芸能や祭礼を知るたびに、街の新たな魅力に気付かされました。

この経験から、私は多角的な視点の大切さを学びました。異なる視点に立つだけで、全く知らない魅力が見えてきます。

仕事でも、自分の価値観にとらわれず、さまざまな視点に立つことが必要だと考えます。この教訓を大切に、日々仕事に励みたいです。(400字以内)

取り上げた題材は、地元に根を下ろし、長期間腰を据えて取り組む活動です。継続的な努力は、企業に高く評価されるでしょう。

苦手を克服する中で学びを得たことも、大きなポイントです。工夫して困難に対処し、新たな気づきを得る姿勢は、就職後の頑張りを想像させます。企業に好印象を与えるでしょう。

​​​​「多角的な視点の大切さ」は、学びを仕事に結びつける良い結論です。「歴史を探求する楽しさ」「地域に深く入り込む大切さ」などを中心に据えると、仕事に結びつきません。このストーリーに限定される学びを、広く一般社会で使える学びに転換しましょう。

被災地での災害復興支援

例文

私は震災復興支援で、半年にわたり〇〇市の農地復旧ボランティアに従事しました。土砂崩れや地割れで被害を受けた農地を整備し、元に戻す仕事です。〇〇市は、私が小学生の頃暮らした第2の故郷です。思い出の景色をもう一度取り戻すため、できる限り力になりたいと考えました。

復旧作業は、決して楽しいものではありません。体力を大きく消耗する上に、同じことの繰り返しです。それでも農家の人たちが、日ごとに晴れやかな表情になるのを見ると、大きなやりがいを感じました。この経験から、私は働くことの意義は他人を喜ばせることだと実感しました。人を笑顔にできるからこそ、つらい仕事も頑張れるのだと思います。

就職後も、困難や課題にぶつかることが多々あるでしょう。そのときに他人を喜ばせる姿勢を思い出し、乗り越えていきたいです。(350字以内)

復興支援は、テーマが重くなりがちです。ガクチカでは、あくまでも仕事につながる学びに限定します。あなたが今後の仕事に活かす教訓を書くと良いでしょう。

この文章では、仕事の意義を学びの中心に据えています。ボランティア活動は、課題解決のために働きます。企業活動でもそれは同じです。筆者が活動で感じた仕事の意義は、今後の企業活動でも活かされます。

今回は、活動で感じたやりがいをもとに、学びの内容を記述しています。復興支援は、多くの活動が困難の連続です。内容を絞りきれず、学びの内容が複数挙がる可能性があります。

ガクチカに記述する際は、一つの学びに絞る方が適切です。集約した方が、内容が濃くなるためです。

困難からの学びに書きづらさを感じるなら、やりがいや成功例をもとに記述するのも良いでしょう。

ガクチカでボランティアが弱いと言われる3つの理由

ボランティアをガクチカに書く学生が多い

ボランティア活動は、ガクチカのテーマとして取り上げる学生が多いため、テーマとして弱いと判断する担当者もいます。他の学生と内容が被ると、インパクトが弱まってしまいます。そのため、活動内容を書いただけでは、注目されないということを認識しましょう。

差別化を図るためには、あなたの想いをしっかり伝えることが大切です。想いの伝わる文章からは、あなたの人柄が想像できます。記述するときは「想いをしっかり出せているか」を確認しながら進めましょう。

就活では1回だけのボランティアは評価されない

一度きりの活動、短期での活動は、ガクチカ向きではありません。学びのインパクトが弱い上、継続性のアピールにもならないからです。「他に頑張ったことがないのでは?」と曲解される恐れもあります。

どのような仕事でも、深く携わらないことには課題が見えてきません。短期の仕事では円滑に進んでいるように見えても、長期間従事するうちに課題に気づくこともあります。

学びを書くには、あなた自身が仕事を深く体験する必要があります。継続的に長期間従事した活動を選びましょう。

仕事につながる学びがなければガクチカには不向き

仕事につながる学びを得られていないボランティア活動も、ガクチカ向きではありません。仕事への活用を示さない限り、企業の評価は得られません。

ボランティア活動そのものがガクチカで評価されるわけではありません。活動を通した学びがあり、仕事に活用できてはじめて意味があります。

企業が知りたいのは、仕事への適性や業務遂行能力だということを意識して文章を考えましょう。

ガクチカにボランティア活動を記述する際の注意点

活動の理念より自分の想いをしっかり述べる

ガクチカにボランティア活動を記述するときに大切なのは、あなたの想いをしっかり書き入れることです。感じたこと、学んだことも自分の言葉で記述します。

ありがちなのが、所属する団体の理念をそのまま書いてしまうことです。企業が知りたいのは、あなたがなにを学び、どう仕事に活かすかです。団体のミッションやビジョンを知りたいわけではありません。

あなた自身のパーソナリティが問われていることを認識し、自分の言葉で自分の想いを書くよう心がけましょう。等身大のあなたを示すことが大切です。

非営利であることを強調しすぎない

ボランティア活動は非営利の事業です。営利を目的としないからこそ、制約なく活動ができます。しかし、ガクチカでは「非営利で働く素晴らしさ」を強調しすぎないよう注意しましょう。企業は営利を目的としているためです。

ボランティア活動も企業活動も、人のためになる、社会に貢献するという意味では共通しています。しかし企業活動は、「営利を目的に」という前提が加わります。営利を追求しない限り、会社は存続できません。企業にとって、営利追求は当たり前のことです。

企業が判断するのは、あなたが営利活動に役立つかどうかです。非営利の素晴らしさを表に出しすぎないよう、論点に注意しましょう。

ガクチカでは嘘や捏造を避ける

インパクトがあるガクチカにするため、嘘のボランティア経歴を書いたり、体験を捏造したりする人がいます。しかし嘘や捏造はご法度です。

ストーリーを上手く組み立てれば、どんな内容でも文章化できるかもしれません。しかし後に面接があることを忘れないでください。完璧にストーリーをつくりあげたつもりでも、会話ではボロが出ます。

採用面接は、仕事への適性社風との相性を慎重にはかるためのものです。ガクチカの内容は深掘りされます。答えに窮するようなら、内容の真偽を問われるでしょう。嘘が露呈し、ガクチカの評価がゼロになる可能性もあるのです。

ボランティア活動の経験がない人は、素直に他の題材を探しましょう。

ボランティア活動であなたの魅力を際立たせよう

ボランティア活動は、活動から得た学びを仕事につなげやすいことからガクチカ向きの題材です。うまく文章が書ければ、あなたの主体性や継続的な努力を伝えられます。問題解決能力や、コミュニケーション能力も示せるでしょう。

ガクチカにボランティア活動を書くときは、あなたの人柄を示せるように工夫が必要です。あなたの素直な気持ちを含ませ、想いが伝わる文章になれば、自然とあなたの「人となり」が採用担当者に伝わります。

ボランティア活動は学べることが多く、人生に与える影響も大きなものです。あなたの魅力を存分に引き出せるよう、ポイントを押さえ、採用担当者の目を惹くガクチカを仕上げましょう。

ガクチカ

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