【例文あり】自己PRで「計画性」を効果的にアピールする方法と注意点

自己PRで「計画性」を効果的にアピールしよう!

計画性があることに自信を持っている場合は、自己PRで計画性を伝えるのがおすすめです。目標に向かって計画を立てられることや、計画に沿って着実に実行できることをアピールできます。「タスク管理が得意」「中長期的な視点で仕事ができる」といったことも伝えられるため、企業の採用担当者に好印象を与えることができます。

ただし、他の学生も計画性があることをアピールするケースが多いことから、ポイントを押さえた内容にすることが重要です。ライバルと差別化を図れるコツを理解し、採用担当者の目に留まりやすい魅力的な自己PRに仕上げましょう。

自己PRで企業が計画性を重視する理由

リスク管理を行えるから

企業が学生の自己PRで計画性を重視する理由の1つに、リスク管理を行えることが挙げられます。さまざまなリスクを想定できなければ、現実的に実行可能な計画は立てられないためです。ビジネス環境や取引先の意向が変化するなど、仕事を進めていく上では不測の事態が往々にして発生します。行き当たりばったりに業務を進めていても、不測の事態に対応できないでしょう。

一方で計画性のある人なら、ビジネス上で発生し得るリスクをあらかじめ予測して計画を立てるため、不測の事態にも対応しやすくなります。リスク対応に手間取って納期が遅れるといった事態の発生も防げるのです。

物事の優先順位を決められるから

計画性のある人は、仕事を始める前に物事の優先順位を決めるため、業務が段取りよく進みます。無駄を極力省き、目標に向けて最短距離で仕事ができることは、企業が大きく評価するポイントの1つです。

一方、物事の優先順位を決められない人は、今やるべきことが分からないため、業務効率が悪くなってしまいます。周囲とのペースが合わずに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

目の前の仕事をがむしゃらに頑張ることは大切ですが、企業で働く上では最短で成果を出すことも重要です。計画性がある人なら優先順位を決めて取り組めるため、周囲との連携がスムーズになり、企業からの評価も上がりやすくなります。

自己PRで計画性を効果的にアピールする方法

結論から書き始める

自己PRで計画性があることを伝える場合は、結論から書き始めましょう。冒頭で結論を述べることで、伝えたい内容の要点を明確にできるため、担当者にもその後の話が入りやすくなります。

結論から書き始める際は、単に「私には計画性があります」と書くのではなく、より具体的な内容の文章にすることが大切です。「私は目標に向けた段取りを考慮した計画を立てるのが得意です」のような文章にしましょう。

なお、自己PR以外の項目でも、結論ファーストを意識する必要があります。最初に結論から述べることは、ビジネスにおける文章の基本でもあるためです。面接で何かを述べる際も、結論から話し始めるようにしましょう。

具体的なエピソードを添える

自己PRで最初に計画性があることを述べたら、続けて具体的なエピソードを簡潔に提示しましょう。なぜ自分に計画性があるのかを結論付きで書くことで、計画性がある理由の説得力が増します。

学生が具体的なエピソードを書く場合は、大学受験・サークル・アルバイト・ゼミなどのシーンで、計画性を発揮した経験を伝えるのがおすすめです。自分の過去を振り返り、計画を立てて結果が出た経験がないか思い出してみましょう。

企業の採用担当者は応募者のエピソードを通して、その人の価値観や人柄も見ようとしています。無理に飾った内容にするのではなく、できるだけ自然体でエピソードを書くことが大切です。

入社後の活かし方を伝える

自己PRで計画性を伝える際は、入社後どのように活かすのかを伝えることも重要です。自分が希望する職種の特徴を押さえた上で、計画性の活かし方をアピールしましょう。例えば、ベンチャー企業では多くの仕事を並行して行うことが多いため、マルチタスクのスキルが発揮できることを伝えられます。さまざまな業務を行う事務仕事を希望する場合も、タスクを計画的に進められるスキルをアピールできるでしょう。

計画性の入社後の活かし方を伝えることで、入社意欲の高さも伝えられます。強みの活かし方が企業の価値観や社風に合っていれば、採用される可能性も高まるでしょう。

自己PRで計画性があることを伝える例文

大学受験

例文

私の強みは、目標までにやるべきことを見極めて実行に移せる計画性があることです。高校時代はサッカー部に所属し、決勝まで勝ち進んだため、本格的な受験勉強の開始時期が周囲より遅くなりました。そこで私は受験までの期間を逆算し、合格に不足していると思われることを洗い出しました。

自分で定めた課題を1つずつこなしていった結果、志望校に合格できました。貴社への入社後もこの経験を活かし、どのような状況でも計画的に取り組んで売上向上に貢献したいと考えています。(250字以内)

計画を立てた方法の説明が具体的で、計画性があることに納得感を持たせられています。受験までの期間を逆算して計画したことは、入社後も納期を厳守できるスキルのアピールにつながります。

入社後の意欲を伝えられている点もポイントです。自己PRで自分の強みを述べる際は、その強みを仕事でどのように活かしたいのかを簡潔にアピールしましょう。

勉強

例文

何事にも計画性を持って取り組めることが私の強みです。大学時代に会計のゼミの仲間と簿記2級を受験した際は、約2カ月間の学習計画をしっかりと立てて試験に臨みました。

ゼミ仲間の中には不合格だった人もいたのですが、私はスケジュールを細かく設定して勉強を進めたため、無事に合格できました。分からない点は一旦まとめておき、後からゼミの教授に教えてもらうというリズムを作ったことも、高得点を取れた要因だったと考えています。

資格試験の勉強の進め方で発揮できた計画性を入社後も活かし、貴社に大きく貢献できるような人材を目指して頑張りたいと思います。(300字以内)

「約2カ月間の学習計画を立てた」という部分で、数字を使って説明しているため、読み手がイメージしやすい自己PRになっています。内容に具体性を持たせることは、魅力的な自己PRに仕上げるための大きなポイントです。「分からない点を後からまとめて教授に教えてもらう」という部分も、自分で考えて工夫できることのアピールにつながっています。

部活・サークル

例文

私の長所は、目標から逆算してやるべきことを設定できる計画性があることです。大学の吹奏楽部で部長を任されていたときに、この計画性を発揮できました。

当時の吹奏楽部は部員ごとにスキルの差があったため、私は部員ごとに目指すべきスキルレベルを設定し、それぞれに課題を提示しました。全員が頑張ってくれたおかげで、部全体のレベルが向上し、全国大会で金賞を受賞できました。

貴社に入社後は吹奏楽部で得た経験を活かし、マルチタスクが求められる事務職という仕事で能力を存分に発揮できるように努力します。(250字以内)

計画性があることと同時に、吹奏楽部の部長として部をまとめた実績もさりげなくアピールできています。リーダーシップがあることで好印象を与えられるでしょう。

チームや組織をまとめた経験がある場合は、自己PRで積極的に伝えるのがおすすめです。マネジメントスキルがあることの証明になり、将来的にマネージャーのポジションで活躍する姿を想像してもらえます。

アルバイト

例文

私が自分の強みだと思っていることは、計画性があることです。何事も始める前に準備し、作業を段取り良く進めるために優先順位を決めます。

大学時代に居酒屋のキッチンでアルバイトをしていたときには、大量のオーダーをさばくために、常に優先順位を意識していました。オーダーが入った順にさばくのではなく、時間がかかりそうなものから先に始め、待ち時間に他の料理を作るようにしていました。

ある程度の経験がなければできない方法だとは思いますが、慣れてくれば適切な優先順位を決めて仕事を進める自信はあります。貴社でも仕事をする際は、優先順位を考えながら業務をこなし、目標達成に向けて頑張りたいと考えています。(300字以内)

アルバイトは実際の仕事に近い状況をイメージできるため、エピソードのテーマとしては最適です。自社で採用した場合も、同じように準備してくれる印象を与えられます。

この例文では、「計画性がある=優先順位を決められる」と言い換えているのがポイントです。計画性をアピールする例文が思いつかない場合は、計画性を別の表現に言い換えて例文を書いてみましょう。

ゼミ

例文

私の強みは目標まで最短距離で到達できる計画性です。大学のゼミに所属していた際、チームを組んで研究を進めていくというプロジェクトがありました。

チームリーダーを任された私は、論文発表から逆算してスケジュールを組み、他のメンバーの予定も考慮しながら計画を立てました。余裕を持った計画を立てていたこともあり、メンバーとの予定が合わないケースでもなんとか研究を進められました。

その結果、論文発表の際には優秀賞を受賞できました。入社後は計画性があることを業務に活かし、納期を守りながら貴社の利益に貢献していく所存です。(300字以内)

チームリーダーとして全体をまとめる力があること、計画性を発揮して実際に結果を出していることが、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

目標までの計画がどのくらいの期間だったのか、何人のチームをまとめていたのかが書かれていると、より具体的な内容になります。数字を用いてエピソードの説明ができれば、企業で働く姿をイメージしてもらいやすくなるでしょう。

インターン

例文

私の長所は細かく計画を立てられることです。学生時代の営業のインターンでは、月間目標から逆算してやるべきことの計画を立て、結果を出すことに成功しました。

インターンの期間が4カ月間と決まっていたため、最初の1カ月間は案件獲得数にこだわり、次月からは単価も意識するようにしました。結果的に、その企業では初めてとなる、4カ月連続でのインターンの目標達成を成し遂げられました。

貴社への入社後は希望する営業部署において、インターンで結果を出せた経験を活かし、売上向上に貢献できる人材を目指します。(250字以内)

インターンでの計画に具体性があり、結果を出せていることも好印象です。入社後に希望する部署で活かせるスキルだという点も、大きなアピールポイントになっています。

この例文のように、計画性をアピールする場合は数字を使って説明するのがおすすめです。営業部署への配属を希望するなら、月間目標や案件獲得数に具体的な数字を使うと、エピソードの信憑性がより高まります。

計画性を別の表現に言い換えるのもおすすめ

計画性という言葉は非常に抽象的である上、他の学生も使いやすいため、書く内容によってはライバルとの差別化を図れない恐れもあります。採用担当者の目を引く文章にするために、計画性を別の表現に言い換えるのも効果的です。いくつかの例を紹介します。

  • 優先順位を付けるのが得意
  • リスクを見極めて対策を立てられる

  • 目標を正しく設定できる
  • 効率よく作業を進められる
  • 約束や納期を守れる
  • 責任感がある

上記の表現に置き換えてアピールすれば、自分自身の違った一面も伝えられるでしょう。具体的なエピソードを考えやすくなる点もメリットです。

自己PRで計画性を伝える際の注意点

企業の求人情報に合わせて内容を変える

単に計画性があることだけを伝えても、採用担当者に響く内容にはなりません。計画性があることが自社でどのようなメリットになるのか、採用担当者に伝わりにくいためです。

計画性を自己PRに書く場合は、企業の求人情報に合わせて内容を変えましょう。自分が希望する職種で計画性をどのように活かせるのか、具体的に述べることが大切です。

自己PRの内容を企業ごとに変えるためには、徹底した企業研究が求められます。希望職種で計画性が活かせることをアピールできれば、企業研究を行ったことが採用担当者に伝わるため、好印象を与えられます。

短所として受け取られないようにする

計画性があることはポジティブな印象を与えやすい一方で、捉え方によってはネガティブなイメージを与えてしまう恐れもあります。

例えば、計画性がある人は考えてから行動するタイプに見られがちです。行動するまでのスピードが遅いと捉えられかねないため、フットワークの軽さを重視する職種を希望する場合は、計画性と行動力の両立は難しいでしょう。

また、計画通りに進まなかった場合に、柔軟な対応ができないのではないかと思われることもあります。計画性を短所として受け取られないように、文章を工夫することも大切です。

自己分析を徹底する

自己分析で計画性を魅力的にアピールしたいなら、徹底した自己分析も不可欠です。自己分析をしっかりと行うことで、計画性をどのようなシーンで活かせるのかを考えやすくなります。

計画性の活かし方が分かれば、自分に合った企業を見極めやすくなることもポイントです。入社後に「こんなはずではなかった」と後悔するのを回避できます。

応募者と企業の双方にとって、入社後のミスマッチは避けたいものです。志望企業で自分の力を存分に発揮するためにも、計画性をキーワードにした自己分析を行いましょう。

計画性があることを自己PRで魅力的にアピールしよう!

計画性がある人は仕事を円滑に進められるため、自己PRで計画性をアピールするのは効果的です。多くの企業が計画性のある学生を採用したいと考えています。ただし、計画性は他の学生もアピールしやすいことから、差別化しにくい点がデメリットです。

今回の記事で紹介した例文や言い換え表現も参考にしながら、計画性を魅力的にアピールするポイントを押さえ、自分らしい自己PRを作成していきましょう。

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